++English七転八倒++

「これって英語でどう言うの?」な毎日の備忘録

表現:page-turner

私が参加しているBook Clubの会話の中でもよく出てきます。 This book was a real page-turner. I really enjoyed it. 読み出したら止まらないくらい面白い本の時に使われています。なるほどそういう風に表現するんだーと思い、私もそれから使っております。…

表現:check in

ホテルで使うcheck in,check outは日本語でも既に普通になっていると思います。 でも図書館で本を返す時も同じ言葉が使えます。本を返すときはcheck in、本が図書館にチェックインするイメージで覚えました。なので、借りるときはcheck out。なので、本を借…

子供らしさの中の成長:Llama llamaシリーズ

我が家の子供たちは5歳前には一切英語に接していなかったので、この本を読む機会はありませんでした。が、図書館に行くと、小さなお子さんを持つ親がこのラマラマシリーズをチェックアウトしているのをよく見かけます。 例えば、このLlama llama time to sha…

親子っていいね:Emma Doddの本

イギリスの作家の絵本です。彼女の絵本はとにかく出てくる動物の親子の表情が優しくて、素敵です。 子供の幸せを願う親の気持ちがとてもストレートに描かれていて、子供が大きくなるにつれて、時にガミガミ言ったりしている私はもはやこんな風にシンプルに愛…

小説:Spy School British Invasion

by Stuart Gibbs シリーズ6作目、「Spy School Goes South」でメキシコに行ったベン・リプリーたち、今度のシリーズの7作目はなんとMI6とのコラボレーションでイギリスへ。うちの息子はこの作品が一番のお気に入りのようで、本当に何度も何度もオーディオブ…

小説:Spy School British Invasion

by Stuart GIbbs これはオーディーブックで聴くのがおすすめのお話です。Gibson Frazierという俳優でライターの方(全く知りませんでしたが・・・)がシリーズ全てのオーディーブックのナレーションをされていますが、時にユーモアもあって、はらはらドキド…

異常な状況が教えてくれる本当に大切なこと 小説:The war that saved my life

by Kimberly Brubaker Bradley 主人公のエイダは10歳でお母さんと弟のジェイミーと一緒にロンドンの1ベッドルームのアパートに住んでいますが、生まれつき足が悪いという理由でお母さんにずーっと家の中に閉じ込められてこき使われています。 我が家は子供…

自家製キムチとキュウリのQちゃん

今週のお題「ごはんのお供」 ボストンで暮らし始めて数年経ったものの、いつも定期的に日本に帰っていたのであまり食材に困ることはありませんでした。でも今年は状況が全く変わってしまい、日本に帰れなかったが故に、普段ならそこまで欲しくなかったものが…

箱としての家は心が帰るべき場所になり得るか 小説:The Dutch House

by Ann Patchett舞台の始まりはペンシルベニアの古い豪邸「The Dutch House」主人公のお父さんが投機的な不動産ビジネスで成功し、初めて家族のために買った家が緩やかにそして決定的に家族を崩壊へと導いていきます。表紙の絵は、語り手のお姉さんの肖像な…

ありがちかもだけど多様性の中で学ぶことを教えてくれる小説:Bloomability

by Sharon Creech 1999年に初版が出た、この著者の中では古い作品です。我が家では家族でスキーに行く道中の車の中でオーディオブックで聴きました。 家族の都合でアメリカ国内を転々とし、自分の住む街の定まらない主人公ドミニカ(デニー)はひょんなこと…

素直じゃなくても大丈夫。リスは分かってくれる、という小説:Flora & Ulysses

by Kate DiCamillo 離婚した両親と、少し斜に構えた皮肉屋の一人娘フローラ。お母さんは娘のフローラのことをNatural-born cynic と言います。そしてこのままなら何の化学反応も怒らなさそうなこの3人の家族の中に、隣の家の庭で最新鋭の掃除機に吸い込まれ…

不幸で優しい男の子の夢はいつもだいたい叶う。小説:The Magician's Elephant

by Kate Dicamillo 不思議な不思議なお話です。私たちは子供たちの学校の行き帰りに車の中でオーディオブックで聴きました。ナレーションの声のトーンも不思議感を増幅してくれて、とっても楽しめました。 孤独な孤児のピーター・オーギュスタス・デュシャン…

チャーミングな熊の家族 絵本:The Berenstain Bears シリーズ

クマの家族のちょっとおかしな毎日のお話。日々の生活を英語で表現するとこんな風になるのか、という発見もあって親にとっても学びの多い本でした。シリーズでものすごくたくさんのお話があるので興味のあるテーマを当時は色々選んで読んでいました。 そうい…

小説:The Nickel Boys

by Colson Whitehead 'The Undeground Railroad'で2017年にピューリッツァー賞をとった著者が、(そして本作品で2020年にピューリッツァー賞を獲得しています)1900年から2011年までフロリダに実在したThe Dozier Schoolというリフォームスクールを舞台とし…

小説:Where the crawdads sing

by Delia Owens 私が参加させてもらっているブッククラブでこの本がテーマに上がったのはおそらく1年前くらいなのですが、その時は全く読破できず、今回のコロナ による自宅軟禁生活になってようやく読めた一作。2019年中、ずっとベストセラーリストの上位に…

閉鎖的で抑圧された場所から逃れるために大切なこと 自伝:Educated

by Tara Westover アイダホ州の山間の小さな街で狂信的(と表現していいのかな)モルモン教の両親のもとに生まれた著者が、封建的な父によって閉ざされた世界の中で生きることを余儀なくされながらも、親の宗教観や家族観などの呪縛から逃れて最終的にはイギ…

オリーブによってパンドラの箱が開いていく小説:Olive, Again

by Elizabeth Strout "Olive Kitteridge"(上記右)の続編。メーン州の小さな街を舞台にした、正直者でどこにでも首を突っ込んでいくオリーブ・キタレッジという女性の周りで起こる小さな物語の数々。ミステリーでもサスペンスでもありません。NHKの深夜に30…

表現:Off to a good start

子供がスポーツの試合前に準備不足でバタバタしつつも、とりあえず時間に間に合ってうまくスタートした時に、友人が言った言葉。 Anyway, he's off to a good start! とにかく、いい感じでスタートできたね!という感じでしょうか。何かがスタートするときに…

絵本:Fancy Nancyシリーズ

作家は生まれも育ちもNYCのJane O'Connor。内容もガーリーですが、イラストレーターの Robin Preiss Glasserの描く世界観も独特で一度見たら忘れないビジュアルです。Disneyチャンネルでもアニメ化されてますが、私はオリジナルの繊細なイラストが好きです。…

絵本:Jane YolenのDinosaursシリーズ

ニューヨーク生まれニューヨーク育ちの Jane Yolenは今はマサチューセッツ州に住んでいるそうです。 彼女のこのDinosaursシリーズは、恐竜が出て来て「Good Manner」についてとても素敵な方法でお知らせしてくれます。 この恐竜たち、実はめちゃくちゃ良い子…

絵本:Philip C. Steadの本

Philip C. Steadのお話はたいてい動物がメインキャラクターなのですが、どの動物も優しい性格をしていて、心がホッと和みます。イラストもお話も自分で担当している場合と、イラストだけ他の人、(たいていは奥さんのErin Stead)が担当している場合がありま…

Amelia Bedeliaシリーズ

Amelia Bedeliaという、サザエさんのような性格をしたお手伝いさんが、いろんなことにチャレンジするものの、様々な勘違いからトラブルを引き起こして行きます。でも、彼女の天使爛漫な性格のおかげで(かつ彼女の雇用主のロジャーズさんの寛大な人柄で)最…

FLY GUY シリーズ

Tedd Arnold作・絵 男の子とペットのハエとの日常をクスッと笑えたり、時々ほっこりしたりするようなエピソードで描かれています。 ハエ、という本来あまり好まれない虫を使ってよくもまぁこんなにバリエーションのあるエピソードが展開できるなぁ、と感心さ…

表現:What can I get you?

旅行英語や日常会話をちゃんと勉強している方にとっては普通のことかも知れないんですが、恥ずかしながら受験英語しかやって来なかった私は、この冒頭のWhat can I get you?がなかなか聞き取れませんでした。 もちろん、お店に行ってオーダーしているときに…

表現:Just so you know

うちの子供たちは長い髪の女性が好きなようで、私が髪を短く切るのをあまり好みません。美容院に頻繁に行くのも面倒なので私も子供の好みを言い訳に、割と髪を伸ばしっぱなしにしていたのですが、ある日やっぱり、と思い立ち、ずいぶん短くカットしてもらい…

絵本:Mo Willems

子供がKindegartenの時、学校でたくさんこの本を読んでもらったようで、家庭でよく話に出ていました。うちの子はPigeonシリーズがお気に入りでした。鳩が不思議な目にあったり、おバカなシチュエーションに置かれたりして、読み手が思わず突っ込みたくなるお…

表現:How many parties are ahead of us?

昨日、East Bostonにあるイタリアンに行ってきたですが、 6人未満の予約は取らないお店で、3時からオープンするため早い夕食にチャレンジしよう、と4時に行ったところ既に14組がテーブル待ち。 リストに名前を書いて電話番号を伝え、時間つぶしに買い物に出…

表現:Not that I know of

子供の学校のイベント準備に参加した際に、一通り予定された準備が終わったかな、と思われたあたりで、「いま、私にできること何かありますか。」と主催者の人に聞いたところ帰って来たのが冒頭の答え。 相手はとてもフランクに早口でこう言ったのですが、私…

絵本:Dr.Seusの本

こちらに引っ越して来た時、子供達はまだ就学前。その時によく読んでいたのがDr.Seus(1904-1991)。この方、実はマサチューセッツ州スプリングフィールドの出身ということを最近知りまして、少し身近に感じてしまいました。ちなみにスプリングフィールドは銃…

表現:What brings you here today?

最初のページに何を書くべきか悩みつつ、選んだのはこの言葉。 ボストンに引っ越してきてすぐの頃、子供が40度近い熱を出し、慌てて救急に連れて行った時のこと。 受付を済ませて待っていたらナースに呼ばれて小さなブースに通され、聞かれた最初の言葉がこ…