絵本:Philip C. Steadの本
Philip C. Steadのお話はたいてい動物がメインキャラクターなのですが、どの動物も優しい性格をしていて、心がホッと和みます。イラストもお話も自分で担当している場合と、イラストだけ他の人、(たいていは奥さんのErin Stead)が担当している場合があります。
うちの娘は特に
Bear Has A Story To Tell
が好きでした。冬眠前のクマが寝る前に誰かにお話を聞いてもらいたくて森の中をウロウロします。このクマさんは誰に対してもとっても優しくて気持ちがあたたかくなります。さてさて、クマさんは最後に誰かにお話を聞いてもらえたのでしょうか。
Hello My Name Is Ruby
こちらはRubyという小鳥がメインのお話。好奇心旺盛なRubyはいろんな人に声をかけて友達になって行きます。お話の中でのRubyは自分の子供にもこういう風な話し方をして欲しいな、と思えるような話し方をしてくれるので、子供と一緒に読んでいても安心できるストーリーでした。
Lilly & Lucy
こちらは珍しく人間の男の子が主人公のお話。イラストはErin Steadが描いています。線の細い綺麗なイラストです。
ある日、主人公のPeterは新しい家に引っ越すことになりました。新しい家へはお父さんがドライブする車で暗い森の中を抜けなければいけません。Peterには犬のHaroldが隣についていてくれているのですが、それでも安心はできません。そして、Peterはあることを思いつきます。