2021-01-01から1年間の記事一覧
by Susie Yang 5歳の時に中国からアメリカにやって来た女の子、Ivy。ボストン郊外の街でアメリカ生活のスタートを切った彼女は上昇志向の強い両親に中学生の時に入れられたプライベートスクールで、上院議員の息子Gedionと出会います。そこでほろ苦い経験を…
by Sue Miller 舞台はマサチューセッツ州ケンブリッジ。ハーバード近くの本屋を経営する夫グラハムと妻で写真家のアニー。パーティー好きのグラハムは社交的で二人は誰から見ても素敵な夫婦だった。しかしグラハムが突然亡くなり、その後に分かった事実から…
調子に乗る、手が付けられない状況になる、みたいな意味合いがあって、子供たちはよく知っている言葉でした。(先生とかにしょっちゅう言われてるんでしょうねぇ) 最近読んだこの本の中ではウェディングコーディネーターがどんちゃん騒ぎを起こしかねない名…
by Lucy Foley アイルランド沖合の小さな島で行われたセレブリティの結婚式で、過去の人間関係が複雑に絡み合って起こるドラマ。 アメリカでpublic schoolといえば公立校のことですが、イギリスではトップ10%の名門私立を表すそうで、この小説の中にはそん…
突然に。という意味に使われて、例えばこの本の中では It wasn't totally out of the blue. He'd promised it, really. When we were kids, at Trevellyan's. (JOHNNO-The Best Man) 新郎の昔からの友人が僕が新郎の付き添いのベストマンになるよ、と言った…
今年、ボストンエリアは雪がすごいです。。コロナと雪でお出かけの機会も激減で余った時間でただただ鬱々としている日々。 昨日読み始めた本の中で早速面白い表現があったので備忘録でメモしておきます。 english7ten8tto.hatenablog.com 登場人物の一人が、…
息子と雪の中ドライブしていると、夏には絶対に日本に帰りたい、と言い出すので、日本に帰ったら何がしたい?と聞くと 「海に潜って貝を取ってそれでバーベキューしたい。」と。それは私が子供の頃に夏の海辺で家族とやっていたことでした。小さなボートでこ…
by Elizabeth Gilbert 主人公のヴィヴィアンはニューヨークのアップステート、クリントンという小さな町の裕福な家に生まれた自由奔放な女の子で、素行不良で名門女子大を追い出され、マンハッタンで小さなシアターを営業している叔母さんの家に送られます。…
by Chris Grabenstein うちの子供たちはChris Grabensteinの書く本が大好きです。 このシリーズはフロリダにあるモーテル、The Wonderlandに住む普通の中学生の男の子P.T.が、ユーモアと知恵と勇気で問題を解決していくお話です。P.T.の住むモーテルは、P.T.…
by Matt Haig 主人公のNoraは人生の全てが上手くいかず、誰からも必要とされていないような気がして、飼い猫の死をきっかけに自分も死ぬことを決意します。そしてたくさん薬を飲んで死んだつもりが目が覚めたのは午前0時の図書館。そこには彼女が中学校の時…
by Fredrik Backman 舞台はストックホルムの郊外。人生に絶望した人が銀行強盗をやらかすのですが、その銀行はキャッシュレス銀行で犯人は何も取れないまま、向かいのビルに逃げ込みます。逃げ込んだビルの中では大晦日にもかかわらず、不動産屋さんによるア…
コロナのおかげで外食もなかなかできず、いろんなものを家で作るようになりました。その中の一つがラーメンです。麺はさすがに打つわけには行きませんが(うどんは2回くらいチャレンジしましたが、家族からお店で買ったうどんでいい、という控えめな批判に…
直訳すると藁の塊の中の一本の針を探す、ってことなんですが、 それを見つけるのは無茶苦茶難しい、という時にこういう表現をするようです。 例えば、「The little fires everywhere」の中では、中国に行ってしまった人を探すことを考えている時にこう表現さ…