正直で優しい子供の夢はきっと叶うタイプの小説:Charlie and the Chocolate Factory
by Roald Dahl
謎に満ち溢れたWilly Wonkaの有名なチョコレート工場がとうとう再オープン!ラッキーな5人の子供たちだけがその中を見学できます。
Augustus Gloop、とにかく甘やかされて育ったわがままなVeruca Salt、四六時中ガムばかり食べているViolet Beauregarde、ギャングスター気取りでテレビ中毒のMike Teavee、そして貧しくも正直者で心優しい我らがCharlie Bucket。
工場の中の不思議さもさることながら、見学しながら一人、また一人と子供たちが消えていくストーリーに我が家の子供たちも最後までドキドキしながら読み進めていました。
この小説は2度映画化されていて、1回目は1971年、2回目が2005年。両方、家族一緒に観ましたが、全員一致で古い方が面白かった、という感想になりました。
それにしても作者のロード・ダールのお話は読めば読むほど、貧しかったり、孤独に生きている子供たちには必ず幸運が待ち受けているのだけど、わがままだったり甘やかされて育った子供は徹底的に冷たい仕打ちを受けるという容赦ない残酷さを時に感じます。